【 フリートーク(なんでもあり) 】 |
fumica.com - communication space |
[前の記事] [次の記事] [ボード一覧] [記事一覧] [新しく投稿] [この記事に返答] [削除]
Re*4:今晩のラジオは、ブルックナーの第八交響曲だった。
記事番号:907
投稿者名:kita
投稿日時:2004/07/11(日) 23:22:14
引用記事:906
あ、もうレスついてる(笑)。
箇条書きのメモは一見が感じたことなので、笑って読みとばしてください。
〉朝比奈隆の武骨で不器用な指揮とは正反対の華麗な響きで、安定感のあるクリアな感じといいますか。
〉新生2年目の大フィルと大植英次の時代を告げるに象徴的な感じでした。
〉反面本当の本当に朝比奈さんはもう聴けへんのやね、という寂寥感も。
〉ホール全体に包まれる様な音を出せる、
〉人格とホールが共鳴する指揮者はあとにもさきにも朝比奈隆ただ一人だったのだな、と。
もうああいう硬骨漢は出ないでしょうね。テクニックはないけど気持ちで聴き手の心をつかむ、
ってえタイプはメディアに珍重され=食いつぶされ、磨耗させられてしまう時代…なのかなあ。
〉〉直前に当日は朝比奈の誕生日と知って、過激ファンが玉子投げないかと心配(期待?)して
〉〉臨みましたが、そんなことはなかったですね。満員の聴衆“全員”が、オケに投ずる集中力。
〉大植さん就任前はネット上でいろいろ危険な発言もあったようですが、
〉いざ就任すると皆さん宗旨をかえられたのか雲散霧消してしまいました。(笑)
あ、そうだったんですか(笑)。
大フィルの聴き手は濃いというか深いというか、正統派の人が多いですね。年齢も高いし。
帰り道で周囲の会話をきくともなしにきいていて、そう思いました。
大阪シンフォニカーだとまた客層が全然違うんでしょうね。
〉私の指揮を見るから間違える、なんていう名言の持ち主でしたし。
都響のコンマス、矢部が初顔合わせのとき「意外に指揮がお上手ですね」と言い放ったのは知ってます。
それを気にするような人ではなかったし、事実、どこかのインタビューでもこのネタを自分で振ってました。
〉〉 ホールはすごく(笑)小さい。東京文化会館並にデッドな残響。
〉デッド…かな。延々20年「残響2秒」を謳ってるホール(笑)なんですけれどね。
いや、これは満員だったからだと思います。人がいなければ残響二秒いくでしょう。
ただ、東京には東京オペラシティ・タケミツメモリアルという涼やかな響きのホールとか、
紀尾井ホールや旧カザルスホールのように少人数向きのホールがあるし、そこと比べると…
という印象でした。何度か足を運んで慣れれば、また感覚が変わってくるのだろうと思います。
〉サントリーと明らかに違うのは音が暖かいことかな…と思いますね。
それは私もそう思いました。
ところで、京都のアルティは古楽系の演奏家が例外なく誉めるホールらしいですが、
やっぱ暖色系の響きなんですかねえ。一度聴きにいってみたいです。
〉ブルックナーの素材をそのまま使う指揮者と加工したくなる人といる中で確かに後者でした。
〉尾高、若杉の2人は意外にもというべきか、
〉大フィルではそれしかないと思ったのか素材系だった記憶があります。
これは好みの問題ですが、若杉の第二、第七は好きです。情緒的な曲は相性がいいみたい。
尾高は聴いたことないけど、高関よりはいいに違いない(笑)。高関はどうも自分とは合わないです。
〉〉 クロークのお姉さんがやたら(無意味に)愛想がいいことといい、関西的だった。
〉(バイト)係員の教育が悪いこと(杓子定規振りがすごい)では関西随一らしいですけれどね。
いや、これは関西一見者の感じたところで、
大阪は関東とくらべ、全般的に店員の愛想がずいぶんいい、それに幻惑されたのだと思います(笑)。
大阪的愛想基準に慣れれば、多分…
また大植がブルックナーを振るときに行きます(八番を東京公演でやってくれないかなあ)。
では。
この記事に関する返答が, 910, 952 に続きます。
[前の記事] [次の記事] [ボード一覧] [記事一覧] [新しく投稿] [この記事に返答] [削除]