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Re:太刀掛秀子について、再び(長文)
記事番号:230
投稿者名:kita
投稿日時:1999/04/25(日) 05:32:56
引用記事:228
kitaです。
太刀掛秀子さんを雑誌で読んでいたころは反感というか不満というか、
この人の作品に必ずでてくる「葛藤」に対して、もうひとつ素直になれなかったのですが
(だからレスをつけられなかった)
今読み返すとぜんぜん受け止め方が違うんですね。勝手といえば勝手な話ですが。
その意味で文庫版「ポポ先生…」の後書きは読み手と書き手の違いがよくわかります。
まあそれはどうでもいいけど、
まず
鞠香さんの「ポポ先生…」文庫本は省略あり?について。
雑誌のカラーページしか手元にないので確認できませんが、記憶をよび起こす限りでは、
全部収録されていると思います。
…比較して気づいたのですが、文庫版は写植をほとんど打ち直しているんですね。
ルビを削るのは当然として、漢字-->ひらがな に変えている部分がかなりあります。
そこらへんでイメージが違うのかも。
(ついでに。文庫版254ページのカットは、最終話の扉絵だったものです。)
印象に残っている作品。
「ポポ先生がんばる」 今度はまっとうなコメディか…と思ったのに、やっぱり結局そうなのね。
でも当時から結構好きだったりします。
「まりの 君の声が」 初めて雑誌で読んだ太刀掛作品。この話は割合素直によめました。
「はたらくおねえさん」的な主人公だから感情移入できたのか?
Loboさん
〉これが当時りぼんに掲載されていたんですから驚きです。今のりぼんにはこういう作品は色合いが
〉違い過ぎて、掲載されないでしょうね。
多分、当時は雑誌が少なかったから、いろんなジャンルを詰め込める素地があったのです。
いまは雑誌数がふえた分、想定読者も細分化されて、似たような話ばかりになるのかもしれません。
大人が読んで面白い話は、子供が読んでも面白いに決まってんだけど、ねえ。
ゆりさん。
いまの陸奥A子さんはこうだ、というものをあげるなら、YYコミックス「空の国のあなたへ」。
なんというか、豊かに年齢を重ねてきたのだなあ、と思いました。
巻末最後の4ページもいいです。
蛇足で太刀掛秀子RMC一覧。カバーイラストをまだ見たことのない人は古本屋で探すのも一興。
P.M.3:15ラブポエム/なっちゃんの初恋/ミルキーウェイ/雨の降る日はそばにいて/
花ぶらんこゆれて…1〜4/まりの きみの声が(前・後)/青いオカリナ/風がはこぶだろう/
ポポ先生がんばる!!(前・後)/ひとつの花もきみに/秋への小径
では。
この記事に関する返答が, 235 に続きます。
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