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Re*2:今日の出来心
記事番号:2296
投稿者名:mics
投稿日時:2001/05/24(木) 12:43:22
引用記事:2295
〉〉今、オリジナル・シンをまた読みかえしてます。
〉〉なんか、岡野さんのマンガって1回目と2回目に読んだときのおもしろさが
〉〉ちょっと違うような気がするんです。
〉いえてます。3回、4回と読むとさらに発見がありますしね。
〉
〉〉こんなふうに「行間を読める」マンガって、岡野史佳さんの描く作品以外にはまだ
〉〉めぐりあってません。というか、かなり少ないと思います。
〉〉それくらい岡野さんの作品って、奥の深いものなんですね。
〉それでも昔はいたんですけどね・・・。
〉やっぱり子供の読解力の低下が影響してるのかもしれません。
〉
〉〉みなさんも行間を読んでますか〜?思わぬ発見があるかもですよ\(^o^)/
〉フルーツあたりからまた行間読んでみたいです。
岡野先生の作品は、何度読み返しても、微妙に違った表情を見せてくれる。
というか物語に織り込まれた「何か」が見つかる。という印象はありました。
一見して掲載誌の対象年齢でも、充分楽しむことができる表現の中に、
「描きたい」「伝えたい」ことを濃縮して構成されているのかなぁ。
年齢や経験を重ねてから読み返すと「ああ、そういうことだったのかぁ」
と感じられるような、一種、古典文学のような一面もあったり。
「ダブルミーミング」「トリプルミーニング」なんてとらえかたをすれば
「はっぴいえんど」「ムーンライダーズ」など往年の日本語ロック的であったり。
絵柄や勢いに頼った作品が多い(ように思える)まんが全盛の昨今では
すごく貴重な存在なのかもしれませんね、岡野先生って。