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泣ける少女まんが、その2

記事番号:413
投稿者名:たてにょん (http://lapis.dameda.net/)
投稿日時:2000/10/15(日) 00:25:56
引用記事:412
どうもこんにちは、たてにょんです。

〉とりあえずは2作家分。まだまだ続きます。

と書いたけど、作家で整理してみると、思ったより無いなぁ(^^;
結構少女まんがで泣いてるんだけどなー。うーん。

とりあえず、第二弾。これを機会に、少女まんがについて語り直して
いこうかな。最近さぼりまくってたし(笑)

・川原泉
 「ゲートボール殺人事件」

 ・・・に入っている「Intolerance… あるいは暮林助教授の逆説」。まあ、
「笑う大天使」とか「銀のロマンティック…わはは」については誰かが語って
くれるだろーから、ちょっと傍流に行ってみました。川原泉の作品の中で、こ
れだけ薄暮れている人格が大勢出てくる作品って、ほとんど無いと思うんだよ
ね。そういう意味では異色だし、他の作品の暖かさを期待していると「違う」
と思うかもしれないけど、それでも、この「忘却するしかないパラドックス」
を想うと、泣けるのです。まあ、骨組みをみてみれば、すごくシンプルな話な
んだけどね。でも、これはもう、こういう迂遠な表現手法をとった所で勝ちだ
よなあ。

・柳原望
 「時間旋律」
 「わがまま姫の反乱」

 これも、あまりスタンダードなチョイスではないような気がするが。「時間
旋律」は、すっげー荒削りだけど、すっごく心に響く「時を超える恋物語」。
最後の捻り方がすっごく好きなんだよね。単に「二人はうまくいきました、め
でたしめでたし」で終わるんでもなく「障害を超えられませんでした、ざんね
ん」で終わるんでもなく。ある選択をする事が常に、別の可能性を意味するよ
うな状況で、それでもその選択を後悔しないでいることができるのか。これで
よかったのか。そういうシビアな所で、「それでも」という所に泣ける。
 「わがまま姫の反乱」の方は、表題作じゃなくて、同時収録の「お伽話がは
じまる」の方が泣ける。人を信じることと、人に裏切られること、それが単純
に「人と仲良くしましょう」という道徳で割り切れることではなくって、それ
でも、信じられることはある。例え死んでも復讐する、という感情と、死ぬこ
とで誰かを救う、という感情が同時に存在しうるのだという事。泣けました。
あと、幼少のみぎりのふえが出てくるのもポイント高い(笑)
 どうでもいいけど、書いていて「わがまま姫の氾濫」と変換されてしまった(笑)
千沙姫の大増殖でしょうか?そ、それとも、古今東西の「わがまま姫」の一大
集合でしょうか。う、うう、見たくない………い、いや、見たい………(^^;

・日高万里
 「詩をきかせて」

 これも、厳密に言えば「泣ける作品」じゃないかも、だ。でも好き。重い病
気をわずらっている女の子が主人公の話だけど、そういう設定から想像される
ような通俗性からとても自由。弱いから守ってあげなきゃ、とか、弱いから守
ってももらわなきゃ、とか、そういう狭さが無い。誰もが、誰かのためになれ
ること。互いに届く想いと、届かない想い。誰かの運命は、他の誰かには背負
えない。人の代わりに手術を受けることは出来ないし、なにより、人の代わり
に死ぬことは出来ないのだ。だけれども、いや「だからこそ」、人はだれかの
為に何かをすることができる。健康だとか病弱だとか、弱いとか強いとかは関
係無く。依里子が千鶴の物語は、そんな、人と人のつながりの持つ本当の意味
での強さ、みたいなものを感じたのでした。

 あー、これについては、もう、出た当時から書きたくて書きたくて書けなか
ったんだけど、やっぱりだめだーぜんぜんこの作品の良さが伝わってない文章
になってしまった・・・。

---------------

とりあえず、こんな感じ。

第三弾はいつになることやら・・・(^^;

では。

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