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Re:Symph N5, Breakfast

記事番号:756
投稿者名:kita
投稿日時:2003/07/12(土) 02:13:55
引用記事:755
〉 視聴版を入手しましたが、これ、買う気がないなら聞かない方がいいですね。もう、続きが気になって
〉仕方ありません。
ここで切るか、って感じの終わりかたですね(笑)。原曲だとこの直後にホルンのソロが朗々と入り、曲想が
ガラリと変わるのですが、この部分はCDでも大きなポイントです。
でもこれは何年かカタログに残ると思いますよ。だから大丈夫(何がだ?)。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
学校で習うベートーヴェンはしかつめらしくて人類正義の権化みたいになってますが、
「ボケかツッコミか」で切り分けると、意外にボケをかましてくれてるんですね(無骨ですが)。
この作曲家の魅力は一に「葛藤を昇華することで新たな地平を拓き、前進する意志の力」
…悩んで悩んで気がついたら目の前に梯子があって、それを昇ると「おお、こんな景色、俺知らんかったわ」
そしてその後にくる「っしゃあ!」という感覚…
にあるのですが、関西人の本能で、こういう前向き(=権威に利用されそう)な部分を減殺すると、ボケ部分
が残る、CDはそんなつくりです。

このパロディだって原曲の「意志の力」に乗っかっているから、言葉がどーんと出てくるのですけどね。
もちろん頂く側もそこにはかなり神経を使っていて、テンポの変化や声部の出し入れ…ってえんですか、
どのパートをどこでどのくらい強調するか…は至極まっとうにやってます。これは試聴版でもわかります。



うーん、なんだか学会で発表したあと、同じ研究室の人間にわざと質問させて言い足りなかった部分を補う
発表者の気持ちだ(笑)。

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