【 フリートーク(なんでもあり) 】 fumica.com - communication space

[前の記事] [次の記事] [ボード一覧] [記事一覧] [新しく投稿] [この記事に返答] [削除]

地方オケとヘッドフォンのことなど

記事番号:974
投稿者名:kita
投稿日時:2005/02/13(日) 20:25:46
えー、元の投稿は消えてるようですが、折角なので少々。

京都市響は最初に聴いた時…たしかオーチャードホールで聴いた時…はもっさりした音でしたが、
井上のみっちゃんが就任してから、随分アンサンブル能力が良くなりましたね。ショスタコーヴィチ
ばかりやってたようですけど(苦笑)。いや、けなしてる訳ではないです。
私が最初に定期的に聴きにいったオケは仙台フィル(当時宮城フィル)で、外山が来てから華やかさは
身につきましたが、「カスれるフルート、手に汗握るホルン」といったところは変わらない(笑)。
でもやっぱりそんなところも含めて今でも愛着があります、仙台フィルには。
全てを聴き取り自分の血肉にする気持ちで会場にいましたし、レベルは低いけどそれに応えてくれる
演奏を年に一度はやってくれましたしね。

関西出身作曲家3連発。なんかもうNAXOSにそのまんまおんぶした、という大阪ノリの企画(苦笑)。
私も中3の夏から大学に行くまで北摂にいたので、こういう企画はわからんでもないです。
というか馴染みます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、『朱鷺に寄せる哀歌』
http://www.naxos.co.jp/8.555071J.htm
が「ガラスをひっかくような」と形容されて少し悲しかったので(だってこのCDでこの曲が一番
好きなんだもん)久しぶりにヘッドフォンを引っ張りだし、1,980円で買った三洋=フィッシャーの
ポータブルCDで聴いてみました。
…そう言われても仕方ないですね。現代音楽の表現技法に馴染んでしまえばなんということもないの
ですが、装置の表現品質がもろに出る帯域を多用しているのは確かです。

ソニーのMDR−F1…ジュラルミンとマグネシウム合金の筐体という宣伝にダマサレて買った
ボンクラヘッドフォン…をなんとか使えるようにしたい、ということもあり、安いがそこそこいい、
というヘッドフォンアンプ
http://www.h-navi.net/porta.htm
を買いましたが、これは当たり。ハイコンポのヘッドフォンアンプよりずっと品質が高い。
MDR−F1はやっぱりダメでしたが、大昔に買ったゼンハイザーのHD250linearは初めて
まともに鳴りはじめました。密閉型の限界はありますが、表現力の限界が分かる、という点でも
買ってよかった。

ということで、さらに調子こいてSTAXオーナーになってみる。

秋葉原のヤマギワ本店が道路拡幅で取り壊しになるということで、売り尽くしをやってます。
ヤマギワ本店といえば照明器具とハイエンドオーディオ。
カタログを一晩眺め、エントリーモデルのパッケージ
http://www.h-navi.net/bsystem.htm
最後の1セットを入手しました。
…まろやか、という一言です。まだ通電時間はわずかですが、これはいい。
上にあげたCDは東京都交響楽団の演奏ですが、このオケの高弦はこんなに美しくないです(苦笑)。

昔のラムダのようなバイアスノイズも乗らないし、高域ばかり強調されていたのが、これは中低域も
それなりに量は出ているし、アンプ部の制動もポータブル機にしてはまともだし。
まあ、ポータブルという点がこのパッケージの魅力なので、
これと携帯CDプレーヤーをタバコ盆的にまとめようかな、と画策中。


昨夜は枕元で日頃聴かない類のCDをとっかえひっかえ、それこそZABADAKからケイト・ブッシュから
友川かずきから美空ひばりからイーグルスから…イエスに手をつけたところで寝てしまいました。


[前の記事] [次の記事] [ボード一覧] [記事一覧] [新しく投稿] [この記事に返答] [削除]