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ストが決まった(その2)

記事番号:919
投稿者名:kita
投稿日時:2004/09/09(木) 23:40:52
引用記事:917
合併が決まりました。
しかし相変わらず、球団サイドは来年の収支しか念頭にないようです。

もし理念があるなら、手持ちのメディアを通してそれを訴えれば、
選手もファンも(それぞれの思惑があって、決して一枚岩じゃないんだから)簡単に分裂させる
ことができるのに(笑)それをやらない、ということは
NPBも各球団も球界の将来像を持っていない、という証拠を自ら示したようなものです。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
チーム消滅絶対反対、とは言いません。
明日はわが身、来シーズンかぎりでホークスも消滅するかもしれませんが、反対とは言いません。
既得権益にしがみついていては何も変わらない。それはファンも同じです。
ゼニカネの絡む事情を心情論だけで変えることは不可能だし、それは自重しないと、
「自分の意見だけを押し通す」という意味で、球団と同じ穴のムジナになってしまいます。

しかしこれは、経営サイドから“将来像が提示される”という前提でのことです。
未来の絵を描かないというのなら、力づくで描くように仕向ける。
こちらの書いた絵をシュレッダーにかけるのなら、絵を見る気になるまでぶん殴るさ(苦笑)。
…もはや今回のストは、これらが目的になってしまいました。

プロスポーツという「文化」※を自由にする権利があるなら、同時に義務も負わねばなりません。


義務を果たせ。


……
私は、いいだしっぺである会社側に
 ・球団とNPBはプロ野球をどのように持っていきたいのか。3年以上先の計画を出せ。
 ・最低限の義務として、チーム削減に至った過程を数字で説明しろ。
これくらいは要求しないと、新しいことを始める基礎資料が揃わない、と思っています。

何年か先に、新しいプロ野球チームが生まれることが確かなものとなるなら、
引き換えに古いチームが舞台から消えることも、受け入れなければいけないのかもしれません。
今まで野球を生でみたことのなかった新しい人たちでどこの球場もいっぱいになる、
そんな光景が現実のものとなるなら、代償を払うこともやむをえません。



企業にその用意があるのか、それを確かめるためのストだ、と私は(勝手に)思っています。



ま、夢想からさめて現実を見れば、渡辺恒夫の恫喝に慣らされたオーナー達に何かを創造する
能力がある、なんてことは全く考えられません。
12人で1枚の未来図を描く、そんな力が残っているなら、とっくに何か出てきている筈です。
もはや選手もストするだけ損なんですけどね(苦笑)。
でもやらないと、結局プロ野球は巨人と阪神しか残りませんからね(笑)。まあ世の中の大多数は
「巨人が勝つと嬉しい」「巨人が負けると嬉しい」のどちらかに分類されるので、支障ないけど。



※ 9月8日、東京高裁は
 「野球の権威に対する国民の信頼の失墜を招いたりしかねず」
 という表現で、プロ野球は単なる産業・事業にとどまらない、と示唆した。
 また、
 「野球協約は双方にプロ野球発展のため努力を尽くすことを求めている」
 とも述べている。

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