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Kitaさんにラブコーーール!(笑)ファンタジーを語ろう
記事番号:884
投稿者名:鞠香
投稿日時:1999/09/28(火) 23:55:41
引用記事:873
〉〉 樹なつみさんのさくひんはどんなですか?くわしくしりたいです。
私が思う特徴は「鋭利な作品」を描く人。
絵がカクカクしてるのもありますが、話の持って行き方というか切れ込みが鋭い感じ・・・?
そんな抽象的じゃわからんって?
今LaLaで『八雲立つ』という日本神話をベースにした?お話を描いてらっしゃいます
(話がずれますがこれぐらいオリジナリティあれば文句はありません、すでに日本神話がベースなのか
もう判らないんですもの)神道(しんとう)のお話?でもないし。以前は『OZ』を描いてらっしゃって
っぱり切れ味の良い、男でも充分読める作品ばかりです。女々しいのは描かないなぁ。
〉指輪物語というのは、トールキンという英国人が書いた作品です。
〉私は中3か高1の頃読みましたが、訳が妙に凝っているので読みづらいです。
〉旦那もそう言うんですが、そうかなぁ?読みやすかったというか、訳文なのに彼独特の描写をよく表現してるなと感服しました。
言い切ります、トールキンは天才です。味気ない文字の羅列から3Dの、
赤い実のなった森の間を風が吹き抜けて朝の香りがする、そんな空間を感じさせる人。
匂いまで感じるんですよ!朝の森の香り、水辺の香り、暗い地下道の湿った臭さ色々。
〉この作品に関しては、「世界観」などという言葉は陳腐なものに思えます。
〉そうですね、同感です。
評論社から文庫版(700円×9冊)とハードカバー(7冊)が出ています。
〉
家には文庫本の方があるんですが、6冊ではないんですか?もしかして1冊足りない?あれ?
文芸部で「トールキン読みたい!」と3度叫んで反応がないようでしたらあきらめて、
〉学校の図書室に入れさせましょう(笑)。
〉
ファンタジーの古典文学に分類されるんですよ。
では皆さんが興味を持ってもらえるように付加しておきますが、RPGゲームや殊勝なファンタジー話は
殆ど元に『指輪物語』があると考えて貰って良いです。
それだけとは言い切れませんが剣と魔法を語る上では大切な話であることには違いないですね。
〉あとひとつ、ル・グィンの「ゲド戦記」シリーズ。
これも剣と魔法で、若さと老いを求め問いかける名作。『指輪物語』とは違って字も大きいし読みやすいと思います。
〉
〉子供の頃読んで覚えているのは、ルイスの「ナルニア国シリーズ」。
〉調べものついでに本屋の児童書コーナーで少し立ち読みしましたが、今読んでも結構面白かったです。
〉
〉実は偶然にも今読んでますが、大人になった私はなかなか前へ進みません。*〜*;
でもファンタジーの名作ですよね。子供の頃なら一気に4冊読んじゃってたろうなぁ。
タンスを抜けたら雪国だった・・・ってあんた。
岩波少年文庫とハードカバーで出てます。
以上3タイトルは町の図書館で普通に見かけられるはずです、みんな頑張って名作をよんでみよう!
ここまではファンタジーの文学ですが、ちょっとオタクに攻めるなら『エルリック・サーガ』などいかがでしょう?剣と魔法です。
その昔たいそうオタクだった旦那様推奨でございます。
で、このタイトルの訳は、ファンタジー文学と聞いて挙げた3作品があまりにも(私の)的を得ていて
、始めこの投稿文を読んだとき「Kitaさぁ〜んいいぞ〜!」と叫んでしまったため。^^
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