対岡野兼天原用に、ネタになりそうな新聞記事のスクラップを始めて数年。
たまってくると、集めている人間の性格が出ますね。

今回は少し真面目に読んだのですが、”教団の女”の役回りは、かなりあざとい。
ちょっと作りすぎのような気もしますが、それはさておき、
この人にトラウマってえものはないのだろうか？

私なら、酒浸りにさせてくれれば（あとＦＭラジオと文庫本があれば）、
そんな人に対しても、へいへいということ聞いちまいます。
なーんも考えずに身体だけ適当に（自由に、ではない）動かしていればいい状況、
というのに最近あこがれます。…でもある日突然生け贄にされるのはヤだなあ。

罪は、やらかすだけでは犯罪どまりで、その”結果”を引き受けないことが宗教的？な罪だとすれば、
２人のお医者さんは、かなり曲者ですね。
うーん、うまく言えないけど、黙っているだけでは引き受けたことにはならんのでしょう、多分。

『オリジナル・シン』と『３７℃』は少し共通点があるような気がします。
どこが、までは考えていないのですが…
『３７℃』は最後、妙にこじんまりときれいにまとまってしまったので物足りなかったのですが、
今度はどうだろう？
自分なりに「あそこらへんが落とし所だろう」という予想はあるのですが、裏切ってくれるだろうか？
（もちろん、裏切ってくれたほうがいい）