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大植の印象など

記事番号:2680
投稿者名:kita
投稿日時:2002/10/21(月) 00:09:30
引用記事:2659
ずいぶん間があきましたが…

〉都響のサイトにて
〉http://www.tmso.or.jp/schedule/details/030207.htmlhttp://www.tmso.or.jp/schedule/details/030208.htmlhttp://www.tmso.or.jp/schedule/details/030216.html
〉他に
〉http://www.tmso.or.jp/schedule/details/030202.html

灯台もと暗し…
会員だからどのみち行くのですが、日にちだけ覚えていて当日席についておもむろに演目を確認、
というケースが最近多いです…

〉フルネやベルティーニが楽に聴けるものね〜。
ここ3、4年のフルネはハズレがありません。何でも出来る人ではないし、欠点は沢山持っているので、
以前は(私が拙かったせいもあるのでしょうが)牛糞のようにユルイだけの演奏もありました。
でも今は、それを補って余りある、穏やかな、しかし明るい”輝き”があります(これは録音には決して入らない)。
ベルティーニは都響の財政を考えると、金の切れ目が縁の切れ目、ってえことになりそうです。
(ケルン放響との悶着という前科もあるし…これは団員からの不満が原因だったようですが)
でも、この人が来て3年目あたりからオケの表現力がぐんと上がりました。コンマスに山本友重が入ったのも大きいけど。


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〉また大フィル音楽監督就任前に12月の読響で大植英次を先行調査したくなってきました。
〉駆け出しの頃、一回聴いただけだし。
ミネソタ・オーケストラを引き連れての凱旋公演を聴きましたが、好意的な印象です。
ベートーヴェンの第七は年相応にオーソドックスでしたが、オケと聴衆をノセるのが先天的に上手い。
日フィル系のように煽るのではなく、何気に聞き手を巻き込むタイプなので好感。

川原泉が『銀のロマンティック…わはは』で書いてるようなことを、ひそかに実行しているタイプです。



こういう立場ですと財政的援助をお願いするためのおつきあいも重要ですが、マダム連にはすごく受けそうな、
そういうオーラを感じました。

…ナマグサイ話は本筋とは違うのでしょうが、
大フィルの場合は朝比奈が京大閥でゼニを集められたから今の状態があるわけで(今のシンフォニカーと問題は同根)、
そこまで考えての人選…というと、うがちすぎですが。

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興味ないけど義理で会員になった、という人にとっては、「楽しい」「思わず知らず引き込まれる」「手応えがある」
という要素が重要だと思うんですね。
大植はその要素を十分満たしています。



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余談もいいとこですが、朝比奈/都響の最後となったブル七、このときのコンマスも友ちゃん
(こう書いていいのかなあ…でもそういう雰囲気なんだよな、矢部と比べると)でした。
ホルンセクションが、音色も奏者間のバランスも、もう十年に一度もない絶妙のアンサンブルで
演奏終了後拍手しながら「ホルンだよ、今日はホルンホルン」と小声でつぶやいておりました。

○ォンテックのプアな録音では確かめようもありませんが…パート毎にマイクを立てて、あれかい…




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