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Re:今日の出来心

記事番号:2301
投稿者名:たてにょん (http://lapis.dameda.net/)
投稿日時:2001/05/29(火) 00:11:45
引用記事:2286
どうもこんにちは、たてにょんです。

〉今、オリジナル・シンをまた読みかえしてます。
〉なんか、岡野さんのマンガって1回目と2回目に読んだときのおもしろさが
〉ちょっと違うような気がするんです。

あー、これ、すごーくよくわかります。

〉1回目はまだまったく知らない内容ばかり書かれてるわけですから、
〉(私はコミックスで読むのを楽しみにしたいので、雑誌は読まないです)
〉ていねいに一通り目を通しますよね。

ストーリーを追って楽しむ、それが1回目ですね〜。

〉そして2回目以降は、小説で言う「行間を読む」ようなかんじで読めるんです。
〉「このときおじさんはきっと・・・・なんて思ってるにちがいない!」なんて
〉思い描けるんです。先を知ってるからこそできる読み方なんですけど(^^;)
〉こんなふうに「行間を読める」マンガって、岡野史佳さんの描く作品以外にはまだ
〉めぐりあってません。というか、かなり少ないと思います。
〉それくらい岡野さんの作品って、奥の深いものなんですね。

そうなんですよ。まったくもってその通りだと思います。

〉みなさんも行間を読んでますか〜?思わぬ発見があるかもですよ\(^o^)/

ですです。

たとえば、フルーツ果汁を題材にしてみると、もちろんメインはるりちゃんと
そーたくんのストーリーなんですが、それと平行に、何本もの感情の変化や、
人と人の関係線が、織り込まれているんですよね。

たとえば、なっちゃんの視点でフルーツ果汁を読みなおしたりすると、本当に
細部の表現から、なっちゃんがどういうことを考え、どういう思いをもって過
ごしていたのかが、とても切々と感じられたり、するんですよね。そして、そ
れを支えるだけの重厚な表現があったりして。

まさに、「学園少女まんが」という言葉から思われるような作品とは、完全に
一線を画していると思うんです。

僕もここをつかって、たまにそういうことを書いたりしてます。レイさんも、
何か気がついたことがあったら、どしどし書き込んでくださいね。

それでは♪


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