暑中見舞い申し上げます。

　何処が冷夏なんだ！ってな日が続きますが、皆さん
とけたりしていないでしょうか。

　ところで岡野史佳先生の最新刊「君の海へ行こう」、発売されましたね。
流石、リストに早速載ってましたが。
　今回も一発で気に入りました。イルカと海と空。青いイメージがする話は
(岡野作品に限らずですが）大好きです。今回は｢瞳の中の王国」より、
「プラネットＡのこどもたち」に近い気がするのは私だけでしょうか。

　ところで、「君の海へ行こう」では４分の１スペースで岡野先生が
ハワイにいってイルカと泳いできた話が載っていました。偶然ですが私も
先週、知人を訪ねにハワイにいってきました。

　行った事がある人は知ってると思いますが、海と空の青さは圧巻です。
崖の上から珊瑚礁が見える程きれいな水。私は海水浴はまったくしなかった
のですが、もし皆さんが行ったらぜひスクーバやスヌーバ、シュノーケリング
などで潜ってきてください。会えればイルカにでも。

　
　さて、そんな私でもイルカとクジラを見る機会がありました。映像ですけどね。
ワイキキのど真ん中にあるハワイ・アイマックス（ＩＭＡＸ）・シアター。
ここのスクリーンは高さ１５、６メートル、幅２２メートルという馬鹿でかさで、
音響もすばらしいドルビーサラウンドです。ここで上映していた３種類の映画の一本が
クジラ、とイルカ少し、のドキュメンタリーでした。
　
　スクリーンがでかいのでクジラもでかい。映像は鮮明で、水中撮影は、まるで潜水艦に
乗っているかのような感覚でした。４０分ほどの映画ですが珍しいシーンが多いです。
　クジラが尾ひれだけを水面に出してセイリングしてる映像や、唄うシーンなど。

　圧巻だったのは初めて見た、バブルネットフィーディングのシーン。これはクジラ数頭が
泡で魚の群れを囲い水面へいっきに飛び出しながら魚をとる行動で、水面に小さな泡の
円ができたと思ったら、５、６頭のクジラがいっきに口を開けて飛び出してきます。
最初見たときは何かと思いました。非常にダイナミックで、感動的なシーンです。
　今更、売っていたビデオを買っとけばよかったと後悔してます。知人に頼もうかな。
もし皆さんがハワイに行く機会があって、まだ上映していたらぜひ見てきてください。
　（余談ですが、今月１日発売のバイク誌「アウトライダー９月号」編集後記にバブルネット
フィーディングのことが少し書いてあります）

　
　皆さんの中でスクーバおやりになる人はいるんでしょうか？私の友人が
いまライセンスとるぞとがんばっていますが(もう取れたのかな）、海の中を自由に飛び回る
気分は、やはり良さそうです。いつかお金と暇があればやってみたいです(今はとても無理）。

　話し変わって、「君の海へ行こう」の９７ページには夜光虫が出てきますが、実際見た事
ある方います？太平洋戦争中の日本の軍艦に乗っていた人たちの書いた本の中で、南方の海で
見た夜光虫が、それはそれはきれいだったって書いてあって、それ以来自分で見たい！と思って
いるんですが、何処行けば見えるんでしょう？実際夜光虫って何色に光るんでしょうか？
　やはり南の島へ行かなくてはならんだろうかなあ。バイク（ＸＲ）じゃあ無理だろうなあ。　
　
　かなり長くなってしまったのでこのへんにします。
岡野作品の飛行機の話とかもしたいのでいつかそのうち。

　Ｐ．Ｓ．自分でイルカに会えたら「蘇我」って名前つける事にしました。
　　　　　桑田乃梨子先生も全巻持っている、さささでした。