〉始めの方のドタバタは「小山荘のきらわれ者」を彷彿とさせられましたね。

ですねぇ。あの作品では最終的に男性陣皆うまくいってしまうのでした。建造物としての
ミルクハウスは成田美名子の「エイリアン通り」のシャール邸と似ている気がします。

〉小林さんはどうなったろう・・・幸せになったかなぁ・・・

俺は小林さんにはかなり思い入れがある方です。彼はいい奴です。「瞳のなかの王国」では
この小林に比べると圭梧の心情描写が圧倒的に少ないと感じるので、雪乃とくっついてしま
ったのは少し「うーん」と思った。とはいえ、あそこで雪乃が小林の方に行くのも駄目な様
な気がする。結局あの３人において重要だったのは結果ではなく、人物の心情だった。その
圭梧の心理描写はやはり少ないと感じる。

〉深青だった私はいつのまにか雪乃さんになってしまているのに気づく（いや基はやはり深青似だと思うが）

小学生だった俺はいつの間にか一矢とタメになっています（当時母がララを買っていて部分
的に覚えている。今ララを買っているのは自分自身）。あのころの自分が遠い存在に思える。

〉るりのように真っ直ぐな瞳で空を見上げたかった。。。私はどうしても人前で泣けないからなぁ（苦笑）

あの作品のような、共学の学校に行ってみた行きもしたなぁ……。文化部が楽しそうに活動
をしている漫画が好きなのだろう。「究極超人あ〜る」、「月は東に日は西に」、さらには
「ボンボン坂高校演劇部」……。

〉追加：私も泥沼はいやです。またドロドロした漫画もいやです。

「前略・ミルクハウス」の様なノリの作品で泥沼になるのは嫌な感じもあるが、そのような作品
そのものが嫌、というわけではないです。泥沼にはまってゆく様子を強烈に描いている萩尾望都
の「残酷な神が支配する」は凄いと思う。これほど心理描写の凄まじい漫画も無いと思う。

うーん、自分の性格として好きなものは無節操なのだろう。嫌いなものはハッキリしているので
すが……