【 フリートーク(少女まんが一般) 】 |
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描く人、見る人
記事番号:260
投稿者名:kita
投稿日時:1999/05/24(月) 00:21:09
妙なタイトルですが、じつはたてにょんさんの日記(every)の感想です。
高橋留美子が左様な描写を避けるのはオカシイ云々・・・について。
描く人「そんなネタ使わんでも、私の伝えたいことは描き表せる」
見る人「このネタをつかわなきゃ伝えられないことがあるのに、なぜそうしない」
続けてもあまり意味のない話です(おっと、この書き込みもそうか)。手短に。
ある人によれば、
絵をみるということは
それを作った人とみる人が会話をするということであり、
したがって、どのような会話をするか、
その会話からどのような感動を受けるかは
みる人一人ひとり異なっても当然、なのだそうです。
鳥でも星でも石でも、特に絵や音楽ではっきり感じますが、
相手の話を引き出せる材料が自分の中にどれだけあるか、
ということと結局同じです。(数じゃなく深さ)
BSマンガ夜話については1/4ぐらいしか見てませんが、あれはあれなりに
「どんなことを、どのように描こうとしたのか」について考える材料を提供してくれる
という意義はあります。
ただし、TVの特性上当然ですが「なぜ、描こうとおもったのか」は触れません。
この書き込みだけ読むと、わけわからんですね。kitaでした。
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Re:描く人、見る人
記事番号:262
投稿者名:おむらよしえ (http://www.sainet.or.jp/~omu/)
投稿日時:1999/05/24(月) 13:05:55
引用記事:260
「マンガ夜話」についてですが、私はあの番組を最初から、だいたい全部見てます。
なぜそんなに好きかというと、あの番組に出ている人が
「マンガが好きなんじゃ〜」というらぶらぶなパワーが感じられるからです。
好きなものを好きだと語るその姿が好きなんです。
でも、最近は時間帯がメジャーな時間になったからか、取り上げる作品がメジャー
なものにせざるをえなくなってきたので、そのパワーが落ちているように感じてい
ます。
あと、いしかわじゅんさんはあの番組のレギュラーの中で、異質な存在ですが、
いろいろな考え方の人をそろえるというためには必要かなと思っています。
まあ、言えることは、社会学の道具として語っている人はほとんどいない
ってことでしょうね。
あの番組で語っていることは、
「この作品は技術的にはどうか」「この作品が他の作品に与えた影響は」
「こういうところが好きだ」ぐらいかなと思います。
ま、「動いてる夏目さん」を見ることのできる限られた番組だからってことも
ありますけど(^_^;)
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Re:描く人、見る人
記事番号:263
投稿者名:たてにょん (http://www.sfc.keio.ac.jp/~lapis/every/)
投稿日時:1999/05/25(火) 04:30:28
引用記事:260
ども、たてにょんです。
〉続けてもあまり意味のない話です(おっと、この書き込みもそうか)。手短に。
ですねえ(^^;
〉鳥でも星でも石でも、特に絵や音楽ではっきり感じますが、
〉相手の話を引き出せる材料が自分の中にどれだけあるか、
〉ということと結局同じです。(数じゃなく深さ)
と同時に、対象(話されてしまった言葉それ自体)にも、確固たる
高さや低さが存在するんだよ、ということは言いたいですね。しか
しこれは、評価する、という行為の確固たる基盤をどこに置くのか、
という難しい問題をもたらしてしまいますが。
本当の評価は、時間が下すでしょう。本当に良いものは残ります。
売れたものでも、残らないものはいくらでもあります。その認識
の上で、時間を自分の基準から先取りすることが、評価するとい
う行為であるといえるかもしれません。
良いものからどれだけ意味をくみ出せるかは、自分の中にどれだ
け対象と共鳴できるものがあるか、に左右されますが、どうでも
いいものから学ぶものは、反面教師以上のものではありえない以
上に、ダメな方向への影響をうけかねません。
だから、僕は、良いと思った点を述べることを中心にレビューを
構成していますが、誤っていると思われるものについては、その
理由をも含めて記しておきたいなとも思っているんですね。
あー、なんか話しがずれたかも・・・。
〉BSマンガ夜話については1/4ぐらいしか見てませんが、あれはあれなりに
〉「どんなことを、どのように描こうとしたのか」について考える材料を提供してくれる
〉という意義はあります。
確かに、ファン向け番組としては楽しく見られますし、考えさせられる
ことも多いです。別に、あの番組をけなしたいわけでは、ホントに無か
ったんですが、ちと怒りが先走って不当な非難をしてしまったきらいは
ありますね。反省。
といったところで、それでは。
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