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やっぱり性格かねえ

記事番号:334
投稿者名:kita
投稿日時:2000/02/28(月) 00:19:26
航空機の資料と少女漫画のスクラップ、どちらを残すかと問われれば、前者。
ということでミカン箱4つ分の切り抜きを1/4にせにゃあならんのですが、
十年近く手元に残っていたのには、それなりの理由があるわけです。
3回登場してそれきりの、確か松戸の松香えんさん、ついに本を出すに至らなかった、
神戸の須磨から埼玉に越してきた山際あきこさん、受賞作がインパクトあった茂木拓人さん、
まだ自分の中では過去形になっていないなあ(苦笑)。
なんつうか、何もないところから形にする労力は少し分かるから、「消費」じゃなくて
「消化」したいんですね。描いた本人はあっさり振っ切れているのかもしれませんが(笑)。

受賞作から見ていくと、最初自分の魅力に気づいてないのはどんな人でも皆同じ、
設定がうまく決まってキャラクターが動きはじめるところまでは、ある程度のセンスを
持った人ならば到達できるようです。だが、そこにプラスアルファを付加できるきっかけは、
何なのかなあ。多分、岡目八目という通り、観客のSuggestなのでしょうが、
スタンドで旗を振るだけでは、そのハードルを越える何かを上げられないんだろうな。
気にいってる漫画家さんの中で、今、ハードルを超えにゃならんのは、LaLaの
筑波さくら、草川為両名だが、俺に何ができるかな?スカした解説は多分役に立たない。

「だれもがみんな知ってるけれど、だれもはっきりとは知らないこと」を形にしてみせるのが
少女漫画だと思うけど、そこに読み手を巻き込む説得力を付け足せるのは、何だろう?
…なんつう益体もないことを考えるのは、性格ですかねえ(苦笑)。