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音響系二題

記事番号:2262
投稿者名:kita
投稿日時:2003/04/07(月) 01:32:04
年度末はあれこれあるもので、オーディオ系叩き売りの常連、ヤマハの
VS-10というDSPセットを税抜き9,980円で買って参りました。
…いいっす。

スピーカーを二本/定価六万クラスに差し替え、クラシック系のBS2(DVD録画)と教育TVで
少しだけ試しましたが、
○素性はTV的ドンシャリ(長く聴くと「ちょっと派手かな」と感じる)傾向だが、
  映像と組み合わせると結構合う。
  コントラバスおよびティンパニの打音はしまらないが、値段を考えれば可。
  ※これは意地悪して音だけを聴いた結果で、映像が入るとまとまっていると思う。

○SNは良い。

○DSPロジックは非常に良く検討を加えられている。
  テストトーンの音像定位ひとつとっても、アナログ時代とは隔世の差。
  たとえば教育TVのクラシック番組にしても進行役はいるもので、
  彼らの会話をDSP処理すると、コンサートホールで聴く生の…マイクで拡声されているのですが…
  開演前のトークの印象と非常によく似ています。

TVのクラシック番組はオンマイクで、ザカザカしてて、せわしないなあ、と思ってましたが、
(一見情報が多いようだが、楽器のニュアンス情報が収録されてない)
この道具が入ってすこし補えるかな。


持ち上げるからには比較相手がいるわけで、ケンウッドの「AFINA」VH-7PC。
これも叩き売りの9,800円をTV用として買いました。
一番の難点はスピーカーを選べない、ということ。セットで音決めしているようで、
プライマリークラスのオーディオ用スピーカーではコントラバスがいやに強調され、
ティンパニももごもご。この時点で汎用品としては使えないっす。