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Re*16:DVD-R*再び

記事番号:1276
投稿者名:磯津千由紀
投稿日時:2002/02/20(水) 20:09:47
引用記事:1272
〉〉 CD-Rは、富士写真フイルムとコダックが、長期保存用を出してますよね。
〉〉 10年は大丈夫とか。
〉 
〉コダックって最近国内市場で見なくなった気がするんですが、まだ
〉売ってます?結構好きだったんですが。フタロ系で反射層は金だった頃
〉(今は知らないですが)。メキシコ製だったけど(笑)

 私も、最近、買い物をしてないので、知りません。
 フタロシアニン系有機色素と金の反射膜のものの、予測寿命は220年。


コダック(2000/4/17)> 12倍速対応、長期保存用 CD-R メディア2種を新発売
コダック(2000/4/17)> 純銀製メディアに比べ6倍から12倍の長期データ安定保存を
コダック(2000/4/17)> 可能にします。


 それから、富士写真フイルムのも、出てから4年も経ったんですね。

〉〉 磁気テープの経験から言って、磁気記録のFDは駄目だと思いますが、
〉〉光磁気記録のMOも、私は不安です。
〉〉 CD-Rより長持ちするという話の、ネタ元を、教えていただけませんか。
〉 
〉割と普通に語られる話だと思ったんでネタ元は調べてなかったんですが、
〉いい機会だと思って検索してみると、決定的根拠になる文は今のところ
〉見あたりませんねぇ。
〉
〉MOは、磁気は書き込む時にしか使われないし、いったんキュリー点まで加熱
〉してから磁気を使って書き込みを行うため、常温下では磁界の影響は受けない
〉です(とんでもない強磁界にさらせば影響は出るかも)。
〉
〉で、いろいろ探してみたんですが「MOのほうが耐久性が高い」という記述は
〉ほうぼうで見つかったんですが、根拠になる数字などがみあたらず。
〉
〉とりあえず50年はもつそうです(笑)
〉MOサイドの意見なので割り引いて読む必要がありますが
〉http://www.mo-forum.gr.jp/japanese/comparison/hikaku05/contents01.html

 成程ねえ。
 高温で磁気書き込みをしてるから、普通の磁気書きこみメディアとは、一線を
かくすべきだということは、理解しました。


〉まぁメディアのデータ保持力という点では、「私の経験でいうと」MOのほうが
〉信頼性が高いという言い方になっちゃいますね。
〉実際MOは10年近く使っていますが、「いつのまに読めなくなったMO」は
〉ないんですよ(家でも、かつて勤めていた会社でも)。でも「読めなく
〉なってたCD-R」は結構あったり。
〉というわけで耐久性の「MO>CD-R」というのは一般論とは言えませんので
〉前回の書き込みは私の意見として読んでくださいm(_ _)m

 そうですか。
 そういえば、CDやLDは、端から湿気が入って錆ちゃいますね。


〉CD-Rの弱点はむしろ物理的にもろい点でしょうかね。反ってしまうこともあるし
〉反射層のほうをツメで傷つけてしまったりとか。記録層のほうはポリカーボネイト
〉を研磨すれば復活したりしますが。
〉ディスクが厚くてシェルに入っているMOが物理的には強いので、その点での
〉信頼性は高いとは言えるでしょうね。

 私は、傷つけちゃったことはありますので、ジャケット入りが良いです。
 データ・ディスクマンも、わざわざ、8cmCD-ROMをジャケットに入れてますね。

 尚、私的には、CDも含めて、ポリカボネートよりアクリルを採用すべきだったと
思ってます。ポリカボネートは、光学的に、使いにくい材質ですから。


〉イメージとしては、液体が封じ込められていることとか、そもそも音楽用の
〉フォーマットを転用しているという部分での不安感があるのも何となく。
〉とはいえ私もCD-Rにバックアップ取ってますけど、10年もたせようとは
〉思っていませんのでいいです(笑)

 CDのフォーマットは、3.5インチHDフロッピディスクなみには、使いつづけ
られそう。
 MOは、大容量化が現に進んでいますが、既製品パソコンにはCD-R/CD-RWドラ
イブが標準装備されていることもあって、方式的寿命に、不安が出てきました。


〉〉〉DVD-RAM(-RWも)は相変化記録方式で記録しています。確かにDVD-Rの
〉〉〉ように記録色素を使った方式よりも寿命は短いだろうと(25〜100年とか)
〉〉〉言われています(DVD-Rは40年以上とか)
〉〉 そうなんですか。
〉〉 そんなに長く持つとは、とても、思えないのですが。
〉〉 これも、ネタ元を、教えていただけませんか。
〉 
〉これはここです。
〉http://www.discaid.co.jp/dvd/dvdfaq_j.html

 長いですねぇ。読むのに、ずいぶん、掛かりました。
 必死に読みましたが、結論だけで、明確な根拠は、書かれてないですね。


〉そんなにもつとは思えないというのには同意です。
〉だって実際に40年保存したDVD-Rがあるわけじゃないから。
〉CD-Rだって実際ダメになりますし。

 加速試験(アレニウス予測)が、当たるか外れるかは、時が経ってみないと、わ
かりませんね。


〉〉 紫外線に関しては、その通りで、蛍光灯でも1ヶ月で駄目になるとか。
〉 
〉これも色素によって差がありますんで、アゾ系・フタロシアニン系のメディアは
〉耐光性がありますが、シアニン系は光に非常に弱いです。
〉というわけで最近CD-Rは三菱ばっかり使ってますが(安いし)。
〉まぁ大事なデータを保管するのに日光にさらす人はいないでしょうが、使う時には
〉明るい所に出しますから、気になる人はそれも気になるんでは。

 色素による差に付いては、良く知りませんでした。ありがとうございました。


〉〉〉まぁ通常の保存状態であれば、メディアの物理的な寿命よりフォーマットの
〉〉〉寿命のほうが先に来るのは確実でしょう。
〉〉 VHSは、25年以上、持ってます。
〉 
〉VHSは確かに物理的寿命よりもフォーマットの方が長いですが、これは完全に
〉デファクトスタンダードとしての地位を固めたからですよね。あとテープの
〉寿命が短いというのもあるし(笑)
〉
〉デファクトとなったLDも、8ミリビデオも、コンパクトカセットも、もう過去の
〉ものとされています。もちろん使っている人も多いですが。レコーダブルDVDは
〉VHSよりもこういう一過性のメディアと同列で考えるべきです。

〉読み出すほうは当分大丈夫だと思いますから、気にせず使えばいいんだと
〉思います。新しいメディアが出てきたらまた必要なものだけ移せばいいやと
〉考えてます。

 青色レーザが私の予想より早く実用化されたので、方式寿命は短くなりそうです
ね。
 S-VHSビデオデッキがVHS録画再生可能(後期のVHSビデオデッキがS-VHSを簡易
再生できるという逆コンパチビリティもある)だったり、現在のDVDプレーヤの多
くがビデオCDを再生できるように、次世代機も、DVDビデオ、DVD-R、DVD-Multiは、
少なくとも、再生は可能になると、思ってますが。

 コンパクトカセットは、一過性とは言えない期間、持ったと思います。


〉VHSは一般の消費者が使う最低限の仕様を満たしていた。ランニングコストも
〉安くて、生活を圧迫しない(一部の人を除く)。だから一般的に「ビデオ」と
〉いえばまずVHSなわけです。その上で、さらに録画機ということなわけですから
〉VHSなみにずーっと続くフォーマットになるとは考えられないですよね。

 話がそれますが、VHS登場当時は、前に書いたように、デッキもメディアも高
かった。
 デッキ1万円だ、2時間テープ2百円だと、今では、95%ほど、安くなりました。
 ですから、登場当時は、普及するとは、思ってなかったです。


〉レコーダブルDVDは過渡期のメディアですから、とりあえず先のことは考えず
〉使うのが正しいと思います。Blueでは各社の足並みも揃ったようですし、
〉まもなく(といっても2年くらい先?)新しいフォーマットが出てくると
〉思いますよ。

 先ほど書いたように、同感です。
 繰り返しますが、次世代機も、DVDビデオ、DVD-R、DVD-Multiは、少なくとも、
再生は可能になると、思うのですが、もし録画も可能に出来れば、フォーマット
の変更は、ゆっくりと進行するでしょう。


〉〉 LDよりVHDのほうが、その点ではコンシューマ用には優れていたのですが、
〉〉負けてしまいましたね。
〉 
〉その点しか勝ってなかったからですよね。

 他の点も、両面再生機がない他は、劣ってはいなかった(同等だった)と思いま
す。『時の運』だったと、私は思っています。
 因みに、当方のVHDプレーヤはビクターHD-801(普及機)、LDプレーヤは松下電
器LX-200(出た当時は高級機だが、デジタルTBCがない時代のモデル)です。


〉イメージも光り物のLDのほうが良かったというのもありますしね。
〉CDとのコンパチ機が決定打でした。

 そうなんですかねぇ。





〉うーん、なんか一つ一つ見ればたいしたことない(あるけど、誰でも一つ
〉くらいはそういうのあるから)けど、全部兼ね備えてると確かに奇異です(笑)

 多趣味は、金が掛かりすぎて、衣料費と食費を削る、をたく生活に、なってし
まいますものね。
 ですから、フェアバンクスなどに行くのは、最初から諦めています。そのぶん、
車の修理と、カメラのオーバーホールと、コミックスの購入に、使っちゃってま
すんで。
 実際には、借金漬けで、フェアバンクスどころか、東京(秋葉原)にも、行け
ません。


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