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〉お忙しい中おキツネ様購入に来ていただいてありがとうございました。
〉あと一歩で完売という感じでしたが、結果にはそこそこ満足してます。
〉ここのところ半年に一作ペースで出してましたが、次回からは一年に一回にすることにしました。
〉なので新作はまた冬に、ということになります。
〉半年間は次回作に向けて、パワーとネタを集めるのに使いたいと思います。

購入した人間がここに一人おりまして、接着面をきれいにするところまで来ました。
明日にも瞬間接着剤で組み上げてタッチアップすれば、一区切りつくのかな。

手戻りが２回、ピンバイスでこりこりやってたら腹に穴を開けたのと、
髪の毛を塗ったら塗料が濃すぎて発泡し、耐水ペーパーで削除＋下地処理からやりなおししたのが
ありましたが、のべ２０時間ちょっとでここまできました。
レジンにつきものの気泡もほぼないし、パーツの合いもいいし、
ストレスを感じずここまでくることができました。

キャラクター物を組むのは気楽でいいです（といったら失礼になりますね)。でも、
ここは短いここは太い、平面がどうの角度がどうの、というスケールモデルばかりやってきた人間に
とっては、「そーんなこと考えなくてもいい」ってえのは、それだけですごく自由な気持ちに
なれます。おお、Freedom、我は汝を愛す、てな感じで（笑）

もちろん…なのかどうなのかは分かりませんが、組むだけでは物足りないので、フレームというか
額縁というか、このフィギュアで状況設定してみるつもりです。っつーか、もうネタは揃えたし。


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それなりに工夫してみました、不精こいてみました、というところをいくつか。
・郵送にそなえ強度を上げるため、２ミリ径の真鍮線でゴンゴンと補強してみました。
　普通に飾る分には問題ないのですが、接着面が小さい箇所がいくつかあるので。もっとも、
　これは原画どおりに立体化した結果なので、必要悪といったところです。
・塗装は缶スプレーですべて行いました。細部はタミヤのペイントマーカーをちょいちょいと
　「開き牛乳パック」に展開＋面相筆でちょいちょい。
　具体的なちょいちょい箇所は、まつげ、下唇、耳、勾玉、襟足と袖口、帯の結び目。
　（オリンポスの１０１＋アドコン４００４はあるのですが、いちいち洗浄が面倒なのとウルサイ
　のがいやで、お蔵入りです）
・缶スプレーはものによって濃度が違うので、面倒でも「開き牛乳パック」などに試し吹きして
　液ダレしたり泡になったりする境界の感触をつかんでおかないと、
　鬱々と手戻り作業をすることになります。特に彫りの深いパーツでこれが発生したら鬱々。


ああそれから、作るならレジンが若くて柔らかい今のうちです。
８００番の耐水ペーパーで軽く丁寧になでれば、パーツに残った型の合わせ目が楽に消えますから。