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　どうせまたｎｏｔ ｆｏｕｎｄになるだろうと思いながら覗いてみたら、復活してた。年度
が変わったところで見えなくなったので、てっきり、卒業か転勤か何かの関係で、
ページがなくなったのかと思ってました（失礼）。念のためと思って「お気に入り」
（ブックマーク）登録を消さずに置いて、良かったです。なくなるどころか、ドメイン名
を取るほどの意気込みなんですね（でも岡野史佳さん自身のサイトと誤認されそ
うなドメイン名ですね）。
　「月齢１４．８」は、ラストのどんでん返しを含めて、良かったです。竹宮恵子さん
の「ジルベスターの星から」を思い出したのは、私だけではないと思います。山口
美由紀さんの「おひさまの世界地図」と良く似た題材がこんなに違う世界を作るも
のなのですね。
　薔薇科少年、ちょっとあんまりな設定なので、その世界に入り込めませんでし
た。素敵なんですけどね。故花郁悠紀子さんの「風に哭く−ズーフィタ−」のフィ
リオリとか、山田ミネコさんの小説（題名を失念）とか、萩尾望都さんの「１１人いる！」
のガンガとかのように”やむを得ず”だったら、共感できるんですけど。
　「フルーツ果汁１００％」を連載で読んでた私としては、いちばん素敵なのは、選
択に悩むけど、強いて言えば「君の海へいこう」、面白いのは「ラブリー百科事典」
です。
　ここ数年のＳＦ．．．というよりファンタジーは、ブラッドベリ以上に透明な世界・・・