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単独行でいってまいりました。

なんともうしますか…「健全なルナティック」とでもいいますか、
・磨いてない石
・磨いた石
・化石
それぞれに、一見何の変哲もない…街の雑踏にスムーズに溶け込める…身なりの人々が、
その外見に全くそぐわないオーラを静かに、しかし強く強く発散させつつ石を物色し、
あるいは思案し、あるいは店の親父と一年ぶりの世間話をしたり、などなど。
行列を作って開店と同時に売り場に殺到、なんていうほど画一化された世界じゃないし、
分野が拡散しているので総体的には平和ですが、個々の分野は非常にキビシイ世界です。
（千歳から新田原までの、各地の航空祭と比較して、判定しました）

店もそれぞれにアヤシクて、一番気に入ったのは会場奥にあったイタリアの店。
ここの親父は口八丁、うまいこと、うまいこと（笑）。モノの善し悪しは分かりませんが、
ディスプレイは洗練されていました。
あとは、ムスッとした親父が座ってる、黄鉄鉱結晶専門のスペインの店とか、
「Good Quality」しか言わない中近東人の親父がいるカナダの店とか。

総じて日本の店より、外国の店が「見て楽しむ」視点でブツをそろえていたようでした。

２Fの大物展示も豪快で、「庭があったら欲しいなあ」と思うようなものが沢山(笑)。
しかし、庭石くらいある岩の１／３が、真っ青なラピスラズリの鉱脈になってる奴は…3百30万円。

三葉虫のコレクション…これが一番面白かったかもしれません。



ひやかしで行ったのに、散財してしまいました。
・ラピスラズリの標本（黄鉄鉱？のごく小さい結晶が散財しており、よく光ります…早い話ラメ入り）
・同原石。「Good Quality」の店で買いました。
  上中下の３種あって、下と上では倍以上グラム単位の値段が違いましたが、
  上物の小さい奴（約５０グラム）を買ってきました。
  粗面を出したかったので、かちわってみました。水をかけると、いい色になります。
・めのうの板
  マウスパッドとして使うために買いました。2,000円。


自制の対象がまたひとつ増えてしまった…来年どうしよう（笑）。

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隔週トレジャー・ストーンはやはり値段なりだということがわかりましたが、
あれはあれで標本としてはそれなりのものが手に入るので、多分最後まで買うでしょう。
私は本屋を２、３件はしごして、気に入ったロットが入っている店を特定し、
それからその店の店頭在庫をチェックし、適当なところで手を打つようにしています。