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〉ども、たてにょんです。 〉 〉〉と思いつつ、また書く(笑)。 〉 〉引いてるかなあ(^^;この話題への皆様の参戦、お待ちしております。 〉テーマは「岡野作品をどこまで深く読みこんでいくことができるか」 〉というのもありますが、どちらかというと「岡野作品をどんな他の分 〉野と結合させることができるか」のほうが近いかも。 〉 〉〉まあ、読んでくれればそれで十分、1行でも 〉〉「あれ?」と思ってくれたらしめたもの、という下心で、やります。 〉 〉同じく。 〉 〉〉私は「たとえ話」を意識してつかいます。 〉〉ひとつひとつは適切でなくても、集まればなんとかなるだろう・・・ 〉〉なってほしいな。 〉 〉たとえ話で話題がずれることもあれば、一つのたとえ話が 〉本質を鮮烈に暴き出すこともあるし、大量にあればおぼろ 〉げながらも方向性が見えてくるかもしれないし・・・。 〉 〉〉サントリーホールのバックステージ席によくすわります。 〉〉オーケストラの後ろ、パイプオルガンの下なのですが、 〉〉すごい演奏だと、2000人の聴き手がグッと集中していくさまが 〉〉手に取るように見えます。 〉〉そんなとき、正面に見える聴衆の顔をみながら、たまに考えます。 〉〉 〉〉「この人たちのおもい(だしていること)は、どんなだろう」 〉〉もし、皆の顔がブラウン管だったら・・・ 〉〉2000のブラウン管に映る、2000の違った光景。 〉〉 〉〉(この場所、この瞬間限りということを考えると 〉〉ゾクッとするのですが、それはおいといて) 〉〉ぜんぶ違う光景ですが、ひとつの「宇宙」にたいして 〉〉それぞれが抱いたイメージ(答え)、という意味では同じです。 〉〉この2000の光景をひとつづつ見ていく。 〉〉あるいは違う作品、違う演奏を聴いて 〉〉自分のなかに眠っている光景を掘り起こす。 〉〉それを続けていれば、あるいは作曲家に近づけるのではないか。 〉〉(光景、ってえ言葉は、記憶、という意味でつかってます) 〉〉 〉〉作曲家はまた別のやりかたで、何かに近づこうとしています。 〉 〉バラバラの想いを、点(作品)が集約していくこと。 〉バラバラの作品を、点(意識)が集約していくこと。 〉 〉点と点は相互に係わり合いながら、何かを示していきます。 〉作者の意図をそれより優位に置くことが出来るならば、示し 〉うるものの先は、作者かもしれないし、もしかしたら、作者 〉を作品が離れたとしたら、もっと違う可能性をはらんでしま 〉うかもしれない。 〉 〉どこまでが意図か分からないし、スゴイ作品はむしろ、意図 〉していなかったこと全てが一本の線上に浮き上がってくるよ 〉うなものかもしれない。岡野作品は、どこまでが意図されて 〉るのか分からないくらい完璧な作品があったりして、怖いで 〉す。時折、全部見透かされてるんじゃないかと、思ったりし 〉て・・・。 〉 〉ああ、今日は考えがまとまらないなあ・・・。 〉 〉〉岡野さんは、いくつもの作品を使い、手をかえ品をかえしつこく追求する、 〉〉という姿勢ではなくなりましたね。 〉〉他者とのかかわわりに目を向けはじめると、必然的にそうなるでしょう。 〉〉(考えたいことが多すぎる) 〉 〉ある意味、今だに一つのテーマを追っていることは確かなのですが、その 〉方向性が変わった、ということなんでしょうか。他者とのかかわりを描く 〉ようになったからなんでしょうか、そこに関してはまだ色々考えることが 〉あるかなあ。「人形」を軸にして考えると、「少年宇宙」から、「ドリー 〉ムワークス」を経由して、「パペットマスター」に至っている道は、何か 〉こう、また違う何かが介在しているような・・・。 〉 〉ある意味、「他人」が存在していないんですよね。それが自然になってい 〉る。少年宇宙においてジャン・ジャリーが持っていた現実と夢の軋みが、 〉以降の2作品には表面上見えなくなっていて、それが逆説的に軋みをもっ 〉とゆがんだカタチで保存してしまっているというか。僕は絶対にそれは意 〉図的なものだと思っていますが、結果的な作品をどう解釈すべきかは、今 〉だに迷います。 〉 〉〉ただ、自分についてかんがえる、という方向に戻る目はあるとおもいます。 〉〉たとえば、 〉〉『宙の約束』では「いったい死んだらどうなるのか」という疑問を 〉〉人間と人間でないものとのあいだのできごと、として書いていましたが、 〉〉時間をおいてふたたび考え、 〉〉「死」は好むと好まざるとにかかわらず、実に近しい存在だということを実感すれば、 〉〉また方向がかわるかもしれません。以前の岡野史佳では、もちろんありませんが。 〉 〉「死」は、難しいですね。 〉 〉社会的には、現実そのものですからねえ。というか、社会自体が 〉死を前提に成立してきたと言えるし(冠婚葬祭共同体として成立 〉してきた人間の共同体において、現代において最後まで残ってい 〉るのが葬式共同体であることからも確か)、個人にとっての死は、 〉それこそ個人にとっての現実では無いからなあ。 〉 〉岡野作品においては、「フレアマン博士の死」が、一つの気にな 〉る例だったように思います。 〉 〉ドリーの死は、子供として回帰(代理)されていたし、「宙の約 〉束」は確かに超自然的なものとしての描写が中心だったし。(あ、 〉それでも、人間が人間に何を残すことが出来るのか、という意味 〉で「宙の約束」は、気になる作品だったかもしれない) 〉 〉それに比べて、「フレアマン博士の死」は、そこからトイズヒル 〉の無時間性を導き出すことが出来たし、「永遠とそれを象徴する 〉ものとしての一瞬」が、死と生に対応していたし、ああなんとい 〉うか、やっぱりまだまだ探究しつくせない世界が色々眠っている 〉ような気がする。 〉 〉ああ、やっぱり考えがまとまらない・・・。 〉 〉#まあ、まとまらなくても書くことが重要かもしれないと思うの 〉#で、恥をしのんで出します。 〉 〉顔を洗ってまた出直してきます。 〉 〉それでは。
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