どもおひさしぶりです〜、LastBirdさん。たてにょんです。

〉いやー、ラブリー百科事典２の話をしようと思ったら
〉「not found」になってしまってびっくりしましたよ〜。

いや〜、サーバからは移行しなかったんですが、ログイン名が
変わってしまったために、無くなったように見えてしまって
ました(^^;本来であれば、移行直後に（今そうなっているよう
に）「移行したことと、移行先を表示」するはずだったんです
が、どーもコンピュータとネットワークのトラブルでそれどこ
ろではなかったようです。

〉さて、短編集の「薔薇科少年」ですが、なかなかよかったですね。

久々の岡野先生の短編集だったので、僕もすごく楽しみにして
ました(^^)（本誌でも読んでたけどねん）

〉私は表題作の「薔薇科少年」が一番面白かったです。
〉薔薇の遺伝子をもった少年という設定がなんとも妖かった(^^)
〉しかもその遺伝子に惹かれて蝶々の遺伝子を組み込まれた女の子が恋をするなんて。
〉ストーリー的には意外性はあんまりなかったですけど、
〉「薔薇の遺伝子を組み込んだ少年」この設定には感心しました。

こういう設定って、ありそうでその実、なかなかないですよ。
お互いに惹かれあう薔薇と蝶の遺伝子を持つ２人、そして、荒涼と
した火星で生まれる二人。ビジュアル的に美しいだけではなく、何
かこう象徴的な感じもします。

〉でも、私は♂なので薔薇の香のする女の子の方がもっとよかったですけどね。
〉もっとも、それでは「Boy meets Girl」にならないので話が進まないか。

うーん、それはなんともロマンチック(^^)

僕は「薔薇科少年」の中では、「月齢１４．８」が一番気に入って
ます。岡野先生の人形・・・というよりも「機械という身体を持っ
た意識」に対する感覚と理解は、非常に深く鋭いと思います。人形
に対する愛情だけではなく、対象を透明に貫きとおすだけのクール
な視線を感じます。

だから、僕はコンラッドやマドレーヌ、そして「月齢１４．８」の
森理というキャラクターにとても思い入れしてしまうんですね。い
や、フィナもかわいかったですけど(^^)岡野先生が描く巫女さんっ
て、なんかこう神聖なカンジがしませんか(^^;？

といったところで、それでは。