というわけで、旧ボードからロングレンジ・res。

>>Posted by わんたん on June 19日 (1996年)　16時50分35秒:

>>言葉じゃないんですが、僕の印象に残ったものはドリーの瞳です。最後まで、切なそうだったり
>>、楽しそうだったりしたドリーの表情がとても心に残りました。
>>僕が最初に岡野先生の作品とであったのは、僕の姉が友だちに「瞳の中の王国」の１，２巻をも
>>らってきたのをみてです。前から、姉の持っている、いわゆる少女マンガをみていたのですが、
>>これをみてから、少女マンガに対する感じが違ってきました。それまでは、女の見るものだ（実
>>際そうかもしれませんが）と思っていましたが、そんな区別をすることに何の意味があるんだろ
>>うと思いました。いい作品を、男女の区別をしてみないなんて、なんてもったいのだろうと思う
>>ようになりました。
>>１，２巻を読んだ後、すぐに本屋さんにいって、３巻を買ってしまいました。そして、その日の
>>うちに、何度も何度も読み返してしまいました。
>>ドリーのすべてに感動しました。

あまりに私の体験と似ていてとてもびっくり！

実は、この私も（今でこそこんなことやってますが（笑））２年前の冬まではそんなに少女漫画
を読むヒトでは無かったんです。そこで、うちの妹が借りてきたのが「瞳の中の王国」の１、２
巻（こんなとこまで似てたりする）。私も妹がいまして、彼女が友人からいっぱい少女漫画を借
りていたわけです。で、そこらじゅうにいつも漫画がころがってて、それを結構読んでいたわけ
ですが、まあ自分で買うほどでは無かったわけです。で、いつものようにそこらへんにころがっ
ている漫画を読む感覚で「瞳の中」を読み始めたらびっくりしてしまいまして。

これは違う、と。

で、速攻３巻を買ってきて（これが初めて買った少女漫画）、次の日に太陽の下をそろえて、
ハッピートークを買ってＬａＬａを買い始めて・・・てな感じで、今に至っているという（笑）

というわけで、瞳の中の王国は素晴らしい作品だと思います。

そういえば、最新の海モノ短編作品「君の海へいこう」で、岡野先生は久々にイルカの出てくる話
を描いていまして、そこで「今、瞳の中を描いたとしたら違うものになるかも」みたいな事を書い
てましたね。「太陽の下」は続編が描かれてますから、「瞳の中」の続編も読みたいような気がす
る・・・

それでは。