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Re:太刀掛秀子について

記事番号:226
投稿者名:鞠香
投稿日時:1999/04/22(木) 13:31:44
引用記事:164

〉わたし、太刀掛秀子さん大好きでした!!!
〉ちょうど私がりぼんを買っていたころ、「ポポ先生がんばる!」とか、「秋への小径」とか書いてました。
嘘ーーー!この人の話がこんな所で読めるなんて!私も!私も大好きですっ!(ちょっと興奮しているらしい)岡野さんのページからやってきて新たな楽しみを覚えました。
私は「秋への小径」を中学のときにリアルタイムで読んでいて強烈に感動したのを覚えています。あれから何回か引越しを重ね、処分したコミックもあれどアレは置いてあります。姉妹で大好きなんですよ。
後「花ぶらんこゆれて」。今回の文庫化で初めて読んだんですが、ぼろぼろに泣いてしまいました。
あれがハッピーエンドじゃなきゃ文句の投書を送り付けてやったかもって位。
「ポポ先生がんばる」はふと入った漫画喫茶のカウンター前の席で必死に涙をこらえて店員に笑われた思いで深い作品です。
その後、文庫本を買いましたが、なんか省略されてるような気がするんですけど・・・気のせいですか?
あの魅力をわかる人が身近にいてうれしい!
同じく!!

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太刀掛秀子について、再び

記事番号:228
投稿者名:Lobo
投稿日時:1999/04/23(金) 20:04:40
引用記事:226
こんにちは、Loboです。
太刀掛さんのファンの方が三人も現れてうれしいLoboです。
そういえば、ゆりさん、

〉陸奥A子さんはまだかいてらっしゃるんですか?

ということですが、集英社のヤング・ユーで描いていらっしゃいますよ。ヤング・ユーコミックス
から単行本もでてます。絵柄は多少変わりましたが、A子さんのあの独特の雰囲気は変わっていま
せんよ。
それからりぼんの付録の封筒の絵柄ですが、小さな子供のデフォルメイラストなので、はっきりと
はわからないんですが、多分太刀掛さんだと思います。自信ないですけど。

鞠香さんは、

〉後「花ぶらんこゆれて」。今回の文庫化で初めて読んだんですが、ぼろぼろに泣いてしまいました。
〉あれがハッピーエンドじゃなきゃ文句の投書を送り付けてやったかもって位。
〉「ポポ先生がんばる」はふと入った漫画喫茶のカウンター前の席で必死に涙をこらえて店員に笑われた思いで深い作品です。

ということですが、僕は「青いオカリナ」と「ひとつの花も君に」に泣けましたね。ニ作品とも悲
恋を描いたものなのでたまらなく切ない気持ちにさせられます。今読んでも、この三十路のロリコ
ンおやじが感動する作品です。
これが当時りぼんに掲載されていたんですから驚きです。今のりぼんにはこういう作品は色合いが
違い過ぎて、掲載されないでしょうね。

それでは、また。

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Re:太刀掛秀子について、再び(長文)

記事番号:230
投稿者名:kita
投稿日時:1999/04/25(日) 05:32:56
引用記事:228
kitaです。
太刀掛秀子さんを雑誌で読んでいたころは反感というか不満というか、
この人の作品に必ずでてくる「葛藤」に対して、もうひとつ素直になれなかったのですが
(だからレスをつけられなかった)
今読み返すとぜんぜん受け止め方が違うんですね。勝手といえば勝手な話ですが。
その意味で文庫版「ポポ先生…」の後書きは読み手と書き手の違いがよくわかります。
まあそれはどうでもいいけど、

まず
鞠香さんの「ポポ先生…」文庫本は省略あり?について。
雑誌のカラーページしか手元にないので確認できませんが、記憶をよび起こす限りでは、
全部収録されていると思います。
…比較して気づいたのですが、文庫版は写植をほとんど打ち直しているんですね。
ルビを削るのは当然として、漢字-->ひらがな  に変えている部分がかなりあります。
そこらへんでイメージが違うのかも。
(ついでに。文庫版254ページのカットは、最終話の扉絵だったものです。)


印象に残っている作品。
「ポポ先生がんばる」  今度はまっとうなコメディか…と思ったのに、やっぱり結局そうなのね。
                     でも当時から結構好きだったりします。
「まりの  君の声が」  初めて雑誌で読んだ太刀掛作品。この話は割合素直によめました。
                     「はたらくおねえさん」的な主人公だから感情移入できたのか?


Loboさん
〉これが当時りぼんに掲載されていたんですから驚きです。今のりぼんにはこういう作品は色合いが
〉違い過ぎて、掲載されないでしょうね。

多分、当時は雑誌が少なかったから、いろんなジャンルを詰め込める素地があったのです。
いまは雑誌数がふえた分、想定読者も細分化されて、似たような話ばかりになるのかもしれません。
大人が読んで面白い話は、子供が読んでも面白いに決まってんだけど、ねえ。


ゆりさん。
いまの陸奥A子さんはこうだ、というものをあげるなら、YYコミックス「空の国のあなたへ」。
なんというか、豊かに年齢を重ねてきたのだなあ、と思いました。
巻末最後の4ページもいいです。


蛇足で太刀掛秀子RMC一覧。カバーイラストをまだ見たことのない人は古本屋で探すのも一興。

P.M.3:15ラブポエム/なっちゃんの初恋/ミルキーウェイ/雨の降る日はそばにいて/
花ぶらんこゆれて…1〜4/まりの  きみの声が(前・後)/青いオカリナ/風がはこぶだろう/
ポポ先生がんばる!!(前・後)/ひとつの花もきみに/秋への小径

では。

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Re*2:太刀掛秀子について、再び(長文)

記事番号:235
投稿者名:鞠香
投稿日時:1999/04/28(水) 14:20:02
引用記事:230
〉kitaです。
〉〉鞠香さんの「ポポ先生…」文庫本は省略あり?について。
〉雑誌のカラーページしか手元にないので確認できませんが、記憶をよび起こす限りでは、
〉全部収録されていると思います。
〉…比較して気づいたのですが、文庫版は写植をほとんど打ち直しているんですね。
〉ルビを削るのは当然として、漢字-->ひらがな  に変えている部分がかなりあります。
〉そこらへんでイメージが違うのかも。
〉
〉情報ありがとうございます。
そうなんだ・・・という感じです。「月の夜星の朝」を(あんまし好きじゃないけど懐かしい
のでつい読破しちゃいました)読んだ時もなんか足りない感を覚えたのですが、写植のせいと
いうのは結構的を得てるかもしれませんね。
ちゃんと手を入れて再版してるんだぁ。ちょっと驚きでした。この企画を始めに考えた人って
エライですよね。
ということで、この情報を頂いたので安心して文庫に手を出す事にします。手始めに「銀曜日の
おとぎばなし」を人を唆して買わせ、ふんだくります!マンガってお金かかりますよね?!笑
前述のマンガはちゃんと持ってますよ(弁解)




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