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〉どーも、たてにょんですう。 〉 〉〉〉 カレカノは、2話をみて、少し上昇の兆しあり、とみました(雪野役)。 〉〉3話を見ると、なんだか、演技というよりも 〉〉やはり演出に違和感がありました。 〉〉リズム感がわたしとはぜんぜん合わなくって…。 〉〉良い作品である、とは思うんですけれどね。 〉 〉3話までは、あまり庵野演出っぽくも無かったんですよねえ。なんつーか、 〉「これってエヴァだよねえ」と言われそうな静止画とか特徴的なデザイン 〉だけ抜き出してきて、それ以外は全然らしくないというか。 〉 〉4話は、庵野演出っぽいところが出ていて、僕は庵野さんの演出感覚は 〉とても好きなので、まあ、前の3話よりは好きになれたと思います。ただ、 〉「これがカレカノじゃなければ・・・」と考えてしまうのが、原作ファンの悲 〉しいところ。 〉 〉〉〉インパクトありましたよね。冒頭3話。 〉〉〉雪野のキャラに自分を重ねた人って多いだろうなー。もう、あそこに、雪野の 〉〉〉魅力と作品の魅力が凝縮してる。あそこを作り込めなかったのなら、アニメ化で 〉〉〉押し出すのはどこなんだろう。 〉〉カレカノは 1巻まで、もしくは 2巻まで、と考えている人は結構いらっしゃるようですね。 〉〉確かに描くものが 1巻とそれ以降では変わってますから。 〉 〉1話から3話(1巻収録分)は、これはこれで1作品として完結してます。4話から7話まで 〉の4話は、これまた4連作として完結しています。これに2巻巻末の番外編8話を加えた 〉部分は、作者が話数を数えて事前に完全にプロットを作っている(であろう)ことから、短編 〉モードの作品であったと言えるでしょう。 〉 〉それに対して、3巻収録分以降は、長編モードに突入して、作品の呼吸(どこで盛り上げ、 〉どこで落とすか)のようなものが変わっているんですよね。長編モードの典型的な製作法と 〉しては、終わりの部分はもう決めていて、しかしその部分に持っていくまでにキャラクターを 〉自由に泳がせるというものがあります。序盤に大量にキャラクターを投入し、その成り行き 〉を描く、と。そうすることによって、いくらでも続けることが出来るし、逆にいつ何時でも収束に 〉向けた展開が出来ます。ということで、もちろん描かれるテーマもおのずと、短編的な作品 〉の持つものとは変わってきます。 〉 〉ただ、津田雅美という作家は、とにかく完成度の高い短編(短編連作/短編的手法を使った 〉中篇も含む)を描ける人で、その完成度があまりにも高かったがゆえに、長編モードに入って 〉からのクオリティに差が出てしまったということは、あると思います。それに、短編で出発した 〉物語を長編にするのは、とてつもなく難しいと思いますし。(なぜなら、その短編が成功したの 〉は、短編自体が完結性の高い、それ自体で非常に面白いものだったわけで、それの続きを 〉書くというのは、常に蛇足に終わる可能性がつきまといます) 〉 〉だから、テーマが変わったのも当然だし、1、2巻までという人がいるのも理解できるし、ただ、 〉3巻以降にもちゃんと根底にあるものはあるし、計算されていないかというとそんなことはない 〉けど、やっぱり2巻までに比べると、どうしても完成度という面で落ちてしまうのは仕方が無い 〉のかな、ということでしょうか。 〉 〉〉終わりかた。 〉〉よくインタビューでは、津田先生は終わりまで考えてある、という 〉〉ようなお話をなさってますから、なにかあるのだろうな、とは思っています。 〉〉なにも無くても、卒業なりなんなり、ただ単に区切りを描いて終わるような、 〉〉「物語的には決着の着かない終わり」というのも、まあ、あるのかな、 〉〉とは思いますけれど。 〉 〉いやー、終わらないとまずいですよ。というか、物語に決着がつかないのであれば、2巻以降は 〉蛇足になってしまいますから。それに、決着がつくとしても、1巻と同じような終わり方をするなら 〉ば、やはり蛇足ですね。それに、それが不可能であることは、もう幾度と無く本編で提示されて 〉ますね(今月号のLaLaにも、それを暗示するシーンがありました)。 〉 〉そう。有馬の言う「終わらない悪夢」というのは、決して救済されえない、心理システムのような 〉ものの問題なわけですよ。で、1巻の終わりのように、「救済の繰り返し」を象徴する唯一性とし 〉ての出会い、としてそれを描くのは、プランとして極めて正しいもので、もしそうしないのであれ 〉ば、「決して救われないもの」としてしか、それは顕在しないんですよね。本当は、1巻の終わり 〉でも有馬の心は癒されていない。でも、その繰り返しでしか彼は生きられない。しかし、その 〉繰り返しを描く必要はない。その意味で、やっぱり1巻の終わり方は秀逸だったですよ。 〉 〉つまり、もはやその「決して救われないもの、決して満たされることのないもの」を描かなければ 〉ならなくなったわけで、それはとても興味深いテーマではあるけど、反面、ちゃんと描くのはとて 〉も難しいわけで、しかも、救われないわけだから、最後に一旦破綻しなければならない。というか 〉破綻しないんだったら、はっきりいって続けた意味はないわけで。もしカレカノが本当に本当に 〉名作として完結するとしたら、その先にあるものを、描けたときではないかなとも思うわけです。 〉 〉それにしても、僕がカレカノという作品に要求している水準はとても高いもので、別にこんなふう 〉に展開しなくても十分面白くなるだろうし、無難に終わるのだったら別にいくらでも終われると思う 〉んですが、ただ、とにかく長編になったからには、1巻の終わり以上のラストにならなかったら、そ 〉れは受け入れたくないなと。とにかく、それだけこの作品が好きなのです。 〉 〉〉これは、わたしも思いましたですね。 〉〉その後、「夢の中へ」の BGMが盛り上がってきて 〉〉空気が広がる感じは気に入ったのですが、 〉〉基本的に演出に見るところがあまり無いような印象があります。 〉 〉そうっすね。別に悪いところも無いんだけど、普通ですねえ。 〉 〉〉Webぐるぐるしていると、演出を誉めている人が結構いらっしゃって 〉〉ビックリしたりしてますねー。 〉 〉別に普通であることが悪いわけじゃなくて、原作が面白いわけだから、アニメにしても面白いで 〉すよね。それは。ただ、アニメとしての演出が面白いか、といわれると、クエスチョンマークが付く 〉ということで。これはもう、原作ファンの業みたいなもんですから(笑) 〉 〉〉〉ところで、今日はストレスに耐えきれず、心のケアをしようと(笑) 〉〉〉コミックスを買った。(ヒーリング音楽は、OVA「ぼく地球」の、エンディング曲が 〉〉〉イチオシ。)「日向で昼寝」「ストロベリー・チョコレート」「薔薇科少年」 〉〉〉の三冊。ずーっと、落ち着いてから、読みたい、と思っていたのばかり。 〉〉〉これから、読みます!では。 〉 〉えーっと、「ぼく地球」の曲は本当にどれもいいですね。ドラマアルバムも含めて 〉全部持ってますけど、はずれなしです。 〉 〉〉# たてにょんさん、http://www.sfc.keio.ac.jp/~lapis/every/new.html の 〉〉# Last-modified 、ありがとうございますなのです。 〉〉# おかげで日記時間更新取得ページがうまく動作出来ましたです。 〉〉# GORRYさんからお願いがあったのでしょうか (汗;) 〉 〉はい(^^) 〉 〉さて、それでは失礼いたします。んでわ。
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