こんにちは、Ｌｏｂｏです。
先日、初めて「神風怪盗ジャンヌ」（ＴＶアニメ版）をいい歳こいて観ました。原作の方は読んで
いないのであまり偉そうなことはいえないんですが、設定でちょっと気になる点がありまして。
主人公の女の子（名前はわすれました）は、ジャンヌ・ダルクの生まれかわりだと天使が言ってい
たんですが、生まれ変わり、つまり輪廻転生という思想は仏教のもので、キリスト教にはないはず
でして、なんか妙な設定だなと。
キリスト教の場合、「復活」という考え方ですから。
まあ、キリスト教とは関係ないといわれたらそれまでなんですけどね。
この先、こういう矛盾点をどう処理するのか、少々興味はありますね。

kitaです。
宗教に頼るほど困ってはいないのですが、野次馬的興味はあるので。

〉生まれ変わり、つまり輪廻転生という思想は仏教のもので、キリスト教にはないはず
〉でして、なんか妙な設定だなと。
〉キリスト教の場合、「復活」という考え方ですから。

キリスト教以外の宗教で転生は普通の考え方だと思いますが（凡人としてはそう思いたい）、
なんども同じ失敗をやらかし、そのたびに後悔するしょうむない我々の代わりに、何もかも全部しょって
２０００年ほど前に死んじまったイエスが、もし、なんども生き返ったなら、有難味が薄れちまいます。
だから彼はもっと有難いものとして出現しなければ周囲が納得しないんですね。

転生、という考えを岡野風に描けば『宙の約束』になるのでしょう。
さすがに「復活」はかかないと思うけど（笑）、『オリジナル・シン』でなにか触れるかもしれません。

さいたま芸術劇場でマタイ受難曲を聴いたので書きました（キリスト教臭さはなく、結構passion）。
信義の人ペテロ（寅さんと健さんをたしたような人）や、明智光秀のようなユダを漫画でどう描くか、
というのも考えると面白いかもしれません。

では。